なぜがんになるのでしょうか?

2010年の厚生労働省による悪性新生物(がん)死亡者数は、353,499人に達し、全死亡者数に占める割合は29.5%で、3人に1人が。がんで亡くなっています。

近い将来は、2人に1人といわれております。

 

人はなぜがんになるのでしょうか?

日本人のがん死亡率、性別、男性は1位が肺がん、2位は胃がん、3位は大腸がん、一方で女性は1位が大腸がん、2位が肺がん、3位が胃がんの順です。

ではなぜ“がん”になるのでしょうか。

 

がんは、50歳代を境に増え始め、65歳~75歳頃がピークと言われています。

加齢による免疫力の低下(発がん物質)などの影響で、DNAが傷つき“変異細胞”に変わります。さらに変異細胞が発がん促進物質によってがん細胞になります。

がん細胞は分裂過程で次第に増殖性・転移性を高め、悪性度の高いがん細胞となり、周囲に転移し始めてしまいます。

 

がんを引き起こす原因は、主なもので「発がん物質」と「ウイルス」「生活習慣」など、さまざまなです。

 

予防とケアに大切なポイント!

だばこには、ニコチンやタールをはじめとした約50種類を超える有害な科学物質が含まれ、16種類の関連ガン(咽頭・食道・肺・胃等…)があり、発がん物質と発がん促進物質がありますので、たばこは避けたほうがよいでしょう。

 


 ウイルスや細胞などの持続感染が原因で発症するがんは、ヘリコバクター、ピロリ菌による胃がんがあります。

医療機関でピロリ菌の検査が可能です。また、「ヒト・パピローマ・ウイルス」による子宮頸がんなどがあります。こちらは、免疫機能の低下や性交感染によることも知られております。避妊などの予防も大切です。


食生活とがんは、深い関連があり、糖尿病、高血圧症などの生活習慣病も同様です。

飲酒により、アルコール分解代謝産物で、発がん性があるアセトアルデヒドが産生され、エストロゲン代謝の増加にも影響を与えます。従って食道がん、胃がん、乳がんのリスクが高まります。

一日あたりの適量は、ビール500ml、日本酒一合、ウイスキーダブル1杯(60ml)が目安ですが、休肝日を設けるなどの節度ある飲酒を心がけましょう。


緑黄色野菜不足は、食道がん、大腸がんなどの要因につながります。野菜に含まれている成分が、発がん物質を解毒する酵素の活性を高め、発生した活性酸素を消失させます。

 

栄養素は偏らずにバランス良く。加工肉や鶏肉を除く赤身肉は、動物性脂肪含有量が多く、がんに関わる合成物や成分を含みますので、摂り過ぎずバランス良く摂りましょう。

 

塩蔵食品、食塩の摂取は最小限にしましょう。、食塩の摂り過ぎは、胃がんとの関係があります。


運動不足は免疫機能が低下しやすくなります。よって外部から入って来た細菌やウイルスを攻撃して死滅させる力が弱くなってしまうことで、肝臓がんや乳がんにかかりやすくなります。

また、便秘気味になりやすく、糞便の腸内通過時間が長くなると大腸がんに。

このように、免疫力は加齢と共に低下する傾向にあります。

体を多く動かすことは、がんだけでなく全死亡のリスクも低下することが知られていますので、歩くなどの適度な運動を行いましょう。