子宮がんは女性特有のがんです。

乳がんと合わせて早期発見がカギ

女性だけが持つ臓器「子宮」に発症する「ガン」は、乳がん同様に定期的な健診で早期発見するこが可能になりました。

自分自身を守るためにも正しい知識をもちましょう。

 

子宮がんとは?

子宮に出来るがんを総称して「子宮がん」と言います。

子宮にできるがんを総称して「子宮がん」といいます。医学的に頸部にできるがんを「子宮頸がん」体部にできるがんを「子宮体がん」と区別しており、同じ子宮にできるがんでも、その性質や治療法が異なります。日本人の子宮がんのうち60%~70%は子宮頸がんです。 

子宮頸がんとは?

子宮頸がんとは?

子宮頸がんは30代から増えはじめ、40~50歳代が最も多くなり、子宮がんの集団検診が普及したため、早期に発見できることが多くなり子宮頸がんの死亡率は年々低下しています。しかし最近では20歳代での発症が急増しているため2004年から、地方自冶体による子宮がん検診の対象者が20歳以上となりました。従って20歳をすぎたら、たとえ症状がなくても年に1回は子宮がん検診を受ける必要があります。

 

子宮体がん

胎児を育てる子宮の内側にある子宮内膜から発生するがんを子宮体がんといい、40歳代後半から増加し、50~60歳代にピークを迎え、その後減少します。近年、子宮体がんは年齢に関係なく増加傾向にあります。

 

子宮がんの原因と症状

子宮頸がん

子宮がんの原因と症状

子宮頸がんは、まだはっきり分かっていませんが、性生活、出産と関連を持ち、ヒトパピローマウイルスの感染者が発がんに関与しているのではないかと考えられているようです。

 

そのため、最近、一部のヒトパピローマウイルス感染を予防できるワクチンが可能となっています。また、喫煙も危険要因とされています。症状は、がんが進行すると月経でないのに出血、性行為の際の出血やふだんと違うおりものがふえたりします。ほかに月経の量が増えたり、長引いたりすることもあるようです。

 

子宮体がん

子宮体がん

子宮体がんの増加の原因は不明ですが、食生活や欧米化に伴って動物性脂質の摂取量が増えたことや、女性ホルモンの1つであるエステロゲンの長期にわたる過剰刺激との関係が考えられています。エストロゲンは排卵後の卵巣や胎盤から分秘されるプロゲステロンというホルモンとともに、月経、妊娠、出産をコントロールしています。

 

しかし何らかの原因でプロゲステロンが分秘されず、エステロゲンが単独で分秘される期間が続くと、子宮体がんのリスクが高くなると考えられています。「妊娠、分娩経験のない人、無排卵の人」などがあげられます。また、副腎から分秘されるアンドロゲンというホルモンは、脂肪の中でエステロゲンに変換されます。

 

そのため皮下脂肪の多い肥満の人はそれだけ多くのエステロゲンの影響を受ける事になります。子宮体がんの症状は、早いうちから月経とは無関係に出血するという症状が出ることがあります。また、月経時に出血量が増えることも多く、閉経後に少量ずつ長引く出血がある時は、早めに産婦人科に受診し子宮体がんの検査を受ける必要があります。