放射線の影響を正しく理解しよう

ベクトル・グレイ・シーベルト

原発事故後、ニュースなどでよく耳にする、ベクレル、グレイ、シーベルト。何となく理解しているようで、実は正確には理解していない方も多いのではないでしょうか?


まずは放射線の単位、ベクレル、グレイ、シーベルトを簡単にまとめました。

【ベクレル】

放射線物質(放射性同位元素)がどのくらいの強さの放射線を出すかを示す単位(放射能)

【グレイ】

身体吸収された放射線の量(確定的影響の単位)

【シーベルト】

等価腺量、実効線量の単位

※等価腺量-身体に吸収された放射線によって、将来どれだけ癌が発生するか(確定的影響)を示す単位、放射線の種類(X腺、ガンマ線、ベータ腺、アルファ線、中性子腺など)


以上と合わせてよく耳にする、内部被ばくと外部被ばくについても、簡単にまとめてみます。


内部被ばくと外部被ばく

外部被ばく

【外部被ばく】
放射線源が体の外にある場合。被ばく線量の評価は比較的容易。

内部被ばく

【内部被ばく】

食物や空気などを通じて放射性物質が体の中に入る場合。放射線源が体内にある。被ばく線量の評価は比較的難しい。

※同じ被ばく線量ならば、外部被ばくでも内部被ばくでも発癌確率は同じ。

私達は常に、宇宙からの放射線、大気中の放射線、建材からの放射線、食物からの放射線など、年間平均約「2マイクロシーベルト」程度の被ばくをしています。
放射線・被ばく=癌、そんなイメージがありますが、それよりも、喫煙、毎日3合以上の飲酒、栄養が偏った食事、肥満、環境中の発癌性物質などのほうが、癌の発症リスクを大きく注意すべきです。

例えば、タバコを1日20本、14日で280本吸ったとすると、1マイクロシーベルト相当のの被ばくをしたことになるそうです。
人間は一生を終える時、約30パーセントの人は、癌が原因で亡くなるといわれています。
健康生活を続けていくためには、今後どのような事に注意を払う必要があるのか、一度自問自答してみると良いかもしれませんね。