生命力みなぎる植物

「あしたば」は、日本を原産とするセリ科シシウド属の植物で、房総半島や三浦半島などの温かい太平洋沿岸に自生しており、寒さには弱い野菜ですが、近年では改良され寒い地域でも育つ明日葉の品種もでてきています。

「明日葉」は、昔から葉と茎は食用に用いられ不老長寿の妙薬とされていました。

お隣中国では「薬用」としても使用されています。

「明日葉」は独特の苦みと香りがあるのが特長です。

名前の由来は、今日摘んでも明日には新しい芽を出すというくらい成長が早いことから、生命力があることがわかります。

 

明日葉の栄養価

βカロテン、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム、カリウム、鉄などのミネラル類のほか、食物繊維など、優れた働きを持つ栄養素が豊富に含まれています。

他に「明日葉」特有のポリフェノールの一種である“フラボノイドのカルコン”や“クマリン”も豊富に含まれています。

カルコンは非常に強い抗酸化力と、動脈硬化の予防、糖尿病予防など様々な効果があります。

 

明日葉の効果と効能

「明日葉」特有のフラボノイドであるカルコンは、内臓脂肪を減少させる働きがあり、善玉ホルモンであるアディポクチンは、インスリン感受性の亢進や動脈硬化の抑制、抗炎症などの作用があることから、カルコンの摂取は血中コレステロールの減少に働くと考えられています。

他にカルコンは強い抗酸化作用があるので、血中の脂肪の酸化を防ぎ動脈硬化の予防に繋がります。

 

  • 高血圧予防
    • 明日葉に含まれるカリウムには、余分なナトリウムを体外に排出する働きがあるため、血圧を下げ高血圧を予防する効果があります。カルコンも同様に高血圧予防に役立ちます。
  • 免疫の向上
    • 明日葉に含まれるβカロテンから変換されたビタミンAは、皮膚や喉などの粘膜を正常にする働きがあります。他にもビタミン類かせ含まれているので免疫力の向上繋がります。
  • 糖尿病予防
    • 明日葉に含まれる“カルコン”は、内臓脂肪を減少させる働きがあるため。善玉ホルモンであるアディポネクチンの分泌が活発になりインスリン感受性が改善され、インスリンの働きを正常にすることから糖尿病予防に繋がります。
  • 便秘解消
    • 食物繊維が豊富なので便秘の改善に役立ちます。
  • むくみの改善
    • 明日葉に含まれるクマリンとルテオリンは利尿作用とカルシウムの働きがあることからむくみの改善に繋がります。
  • 美肌効果
    • βカロテンは体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を丈夫に保ってくれる働きがあるため、肌荒れやカサつきの予防や改善する効果があります。また、カルコンには活性酸素除去作用があるので老化防止に役立ちます。

 

明日葉:カルコンの効果

明日葉は近年、青汁などのサプリメントでも利用されており、その中に含まれている栄養成分も多大変豊富です。

その中でも特に「カルコン」という成分が注目されています。

明日葉の茎などを切ると出てくる黄色い液体があります。

これがカルコンで、私達の健康に重要な働きをします。

 

 

カルコンとは?

「明日葉」のネバネバした黄色い液体成分のカルコンは、明日葉独自の成分です。

カルコンはポリフェノールの一種で、フラボノイドに入ります。

カルコンは強力な抗酸化作用があり、体の酸化防止や老化を防ぐ働きがあります。また、抗菌作用もあるので、菌による炎症を防ぐ効果もあります。

 

代謝が悪いと、どうしてもむくみやすく、太りやすい体質になってしまう傾向があります。カルコンは、体内の老廃物を除去する働きを持っているので、代謝の促進にも役立ちます。

 

他に、末梢血管を広げる作用や血行促進の作用により、体内の水分代謝が活発になります。

老廃物は、血液やリンパ液に乗って体内を巡り最後に体外排出されます。

水分代謝を活発にするということは、老廃物を溜めにくい体を作ることに繋がります。

 

カルコンには利尿作用もあります。むくみの防止にはとても重要な働きといえるでしょう。

またカルコンは、脂肪細胞に直接作用して脂肪の燃焼を促進する働きがあることが研究結果から分かってきています。

そのためダイエットのサポートや、メダボリックシンドロームの防止に有効といえます。

 

私達の身体に存在するアディポネクチンは、脂肪細胞から分泌されるホルモンで、血管の正常な働きを保つための大変重要な成分です。

カルコンが、このアディポネクチンの生産力を高め、増強させることが解明されてきています。

 

栄養価の高い様々な効果が期待できる「明日葉」には、まだまだ解明されていない働きがあるのかもしれません。

普段の食事で食べることが難しい場合は、青汁などのサプリメント等を利用するのも良い方法と言えそうです。