なぜそのように言われているのでしょうか?

一般の酵素が「熱に弱い」という由縁をご存知でしょうか?

それは酵素が「タンパク質」で構成されているからです。

 

ゆで卵を作る工程を連想しましょう。

鍋の水に浮かべた生卵に熱を加えていきます。

結果的に白身と黄身それぞれ凝固し、ゆで卵になります。

これは卵に含まれるたんぱく質が熱を加えられることによって性質が変化してしまうからです。

 

つまり酵素についても、熱を加える事によって性質が変化するという訳です。

これが酵素は「熱に弱い」と言われる由縁であります。

 

一般的な酵素についてですが、約60℃前後の熱を加えられることでその働きを失ってしまいます。

残念ながら一度働きを失ってしまった酵素は、本来の役目を果たす事は出来ません。

 

酵素製品の中でも様々なジャンルがあります。

「液体タイプ」

「ペーストタイプ」

「粉末タイプ」

とありますが、この中で「液体タイプ」の酵素製品については、食品衛生法で85℃以上の殺菌作業が義務付けられています。

 

先程申し上げましたように、一般的な酵素は60℃前後で働きを失ってしまうと申しましたように、85℃以上の殺菌…となってしまいますと、ほぼすべてが活性を失ってしまうという事になります。

 

では液体タイプの酵素製品には酵素が含まれていないの?

という疑問がでますね。

確かに、ひと昔前までは活きた酵素は摂れないという定説が一般的でしたが、酵素の含有量はそれぞれ違いますが、少なからずいま流通している製品については、ほぼ問題ないと考えています。

それぞれメーカーでちゃんと対策を講じていると思います…。

 

もちろん当社が41年前から取り扱っている酵素飲料ビオチームにも活きた酵素がちゃんと含まれています。

 

本当であれば、普段の食事などから酵素を補給できれば良いのですが、さすがに現在の食生活から必要十分な酵素を補給するのは難しいと言えます。

今は酵素ドリンクという便利なものがあります。

バランスのとれた食事と生活習慣を心がけながら上手に摂り入れたいものです。