こんにちは
店長の中島です。
さて本日のお題は
「水が飲めない子供達が増加している?」
という事について、お話ししたいと思います。
お付き合いください。
味がしないから飲めない
とある機関の調査結果によると、小学生の一クラスに平均2~3人程度は、「水か飲めない」という結果が出ているそうです。
猛暑続きで、熱中症のリスクが高まり水分補給の重要性がありますが、実際一口程度しか飲まないようです。
水を飲まない多くの理由は、味がしないと理由の様です。
水分補給は水でも対処できますが、より効率的に水分を取り込めるスポーツドリンクや経口補水液の登場が大きいと言えるようです。
ある家庭では、食事にジュースを出していら、水を飲まなくなったという報告例があるように、食事の変化が大きな理由のようです。
世の中の流れでそうなった二つの理由
子供が水を飲まなくなった理由は、家庭科原因とは言い切れない理由があります。
一つは「コロナ禍」によるもの。
コロナの感染拡大に伴い、子供達に水道の使用を控えるよう指導する学校が増加し、水筒を持参する事例が増え、水道水を飲む機会が減ったことが一つの要因と考えられています。
二つ目は、熱中症対策の多様化。
警報級の暑さが続いており、より小まめな水分補給が必要になっていますが、文部科学省が推奨しているスポーツドリンクや経口補水液の使用などが要因となっているという声もあります。
スポーツドリンクや経口補水液は、体内吸収率などの観点からも水道水に比べ優れた機能を有していますが、激しい運動や多量の発汗対策には有効でも、これらには糖分塩分が多めに入っているので、飲み過ぎには注意が必要です。
未曽有の災害に対応できない懸念
災害が多く発生する我が日本ですが、当然のことながら状況によっては、避難生活を強いられる場合もあり、限りある支援物資で飲料水が「水」のみという場合も当然あります。
そうなった場合、水を飲まない子供達は対応できず、脱水症状を引き起こすリスクを伴います。
そうならないためにも、日頃からの癖の付け方を考えなければなりません。
避難所に味のするスポーツドリンクや経口補水液、ジュース類がは入ってくることは多くありませんので注意が必要です。
まとめ
学校で喉が渇いたら水道水で凌ぐという景色は、私達の時代は当たり前の光景でしたが、それも時代の流れで大きく変わろうとしています。
世界各国の中で水道水を飲める国はそう多くはなく、蛇口を捻れば飲める水が出てくるのは、日本の浄水技術の賜物と言えます。
水を求め大変な思いをしている国がある中で、日本がいかに恵まれているかを、今回のニュースを知り改めて感じました。
これから健やかな毎日を。
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